当サイトでは、双極性障害やHSPなど、
精神疾患や心理学等の用語を使用しています。
また、手芸、刺繍、アートセラピーに関する
用語も出てきます。
それらについて、
簡単にですが用語の説明をするページを設けました。
メンタル系
双極性障害II型(躁うつ病)
身体の病気の「はしか」は通称で、
医学の正式用語では「麻疹」と呼ばれるように、
メンタルの病気も、
正式用語と通称の印象がかなり違う名称を
しているものがあります。
双極性障害は、世間一般では「躁鬱(そううつ)病」と
言われている疾病です。
鬱に比べて、
躁という言葉はまだ世間で知られていませんが、
鬱と逆で、
テンションが上ったり気分が浮わついたりする
という感じのものです。
それは調子が良いのでは?
と思われるかもしれませんが、
テンションが高いだけで、空回りしてしまったり、
細かい作業のミスが増えたり、
怒りっぽくなったりするので、
鬱とは逆ではありますが、しんどい状態です。
II型ということは、I型もあるの?という所ですが、
その通りです。
ざっくりと言えば、
I型は、II型よりも気分の上下がはっきりとしていて
激しいものになります。
ただし、必ずしもII型の方が治療しやすいとか
対処しやすいということではなく、
周囲にも自分自身にも症状がはっきり見えにくく、
調子の善し悪しの自覚がしづらかったり、
はっきりと躁鬱に分かれる症状がない
=薬が効きづらい面があります。
(精神疾患に限らず、お薬というのは病気に対して
というより、症状に対して使うものなので)
HSP
ハイリー・センシティブ・パーソンの頭文字を
取った略語で、
ざっくり言うと、
感受性がとても高い人、というような意味です。
敏感肌の人が、
ちょっとした刺激で肌が赤くなったり
荒れてしまうように、
感受性が高いと、
ちょっとした刺激でメンタルが揺れたり、
落ち込んだりします。
衝撃的なニュースや、
人が怪我をしたり痛がっている場面で、
自分までその場にいるようにショックを受けたり、
辛くなったりします。
感受性が強いことは、
自然や美術から色んなものを感じ取れる代わりに、
世の中の、あまり敏感に感じると辛いこともたくさん
感じてしまいます。
敏感肌の人が肌ケアに気を使い、
肌の刺激を避けるように。
メンタルの揺れに気をつけて、
刺激の強い情報を取りすぎないようにする、
という、対処が必要になってくる性質ということに
なります。
クロスステッチ・アートセラピー系
刺し始め・刺し終わり(刺し止め)
クロスステッチでは、何種類、何十種類の色の
糸で作品を作っていくので、
糸を刺していく、刺した糸を一旦終わりにする
という作業は何度も出てきます。
また、クロスステッチはベースになる布に、
糸を通す穴が大きめに空いているので、
玉結びや玉止めをするよりも、
糸をステッチの裏側で数目くぐらせてから切る
という、美しく仕上げる方法もあります。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。

図柄印刷
クロスステッチ刺繍は、マス目の図面を見ながら、
布にステッチしていくのが基本です。
見ている列がずれていたりすると、マスを間違えたりも…
そこで、この図柄印刷。
最近の刺繍キットには、
布に図面が印刷されているものがあります。
この図面は、ステッチした後に水につけることで、
綺麗に落とすことが出来ます。
手軽に縫いやすくて、
初心者さんにもお勧めです。

こちらの記事で、図面の落とし方、
ビフォアーアフターを紹介しています
更新履歴等
こちらの用語集は、時々更新の予定です。
このブログから、メンタルのことや、手芸のことに
興味を持って頂いた方のご参考になれば幸いです